臨済宗大本山 円覚寺(神奈川県鎌倉市)

臨済宗大本山 円覚寺

2023年10月12日に参拝しました。

円覚寺(えんかくじ)は、日本の鎌倉市にある臨済宗の寺院で、
鎌倉五山のひとつとして知られています。
鎌倉の観光名所の一つとして知られ、日本の歴史や仏教文化に
興味を持つ人々にとっては、魅力的な場所となっています。

参拝した日は、平日にもかかわらず、たくさんの人が参拝に来ていました。
外国から来られた方が多かったので、日本の歴史に興味がある人が
世界中にいるのだなと改めて実感しました。

神社の詳細を以下に記載しているよ!!

専用駐車場なし(近隣コインパーキングあり)
御朱印あり(初穂料500~700円)
お手洗いあり
公式ホームページ → https://www.engakuji.or.jp/

円覚寺の見所

鎌倉の円覚寺(えんがくじ)は、日本の神奈川県鎌倉市にある仏教寺院です。
この寺院は、鎌倉時代(1185年から1333年)に建立され、
日本の仏教の歴史と文化において非常に重要な場所とされています。

禅宗(ぜんしゅう)の寺院として知られ、
美しい庭園や歴史的な建造物、仏像などが訪れる人々を魅了しています。
円覚寺の境内には、多くの歴史的な文化財が保存されており、
その中には国宝や重要文化財に指定されているものもあります。

円覚寺の中心には、大観音殿(だいかんのんでん)があり、
高さ約9メートルの大きな観音像が安置されています。
この観音像は、円覚寺のシンボルとして親しまれており、
多くの信者や観光客が訪れています。

JR北鎌倉駅からすぐ近くにあります。入り口から階段をしばらく上ります。

円覚寺は拝観料を払って入ります。
大人500円、小・中学生200円(2023年10月時点)です。

遠足なのか、中学生のグループを何組か見かけました。

境内はとても広くて見所がたくさんありました。
見れてない場所も
いくつかあります。

こちらは山門です。重要文化財に指定されています。

円覚寺の山門は、「大雄山門(だいゆうさんもん)」として知られています。
この山門は、円覚寺の境内にある重要な建造物の一つであり、
訪れる人々を迎える入り口となっています。

こちらは選佛場です。修行僧の修行場だそうです。

修行場は他にもあり、どの場所も中を見ることはできませんでした。

山門の先に仏殿があります。

さらに進んでいきます。境内は思ったより広かったです。

こちらは方丈です。本来、住職が住む家ですが、
現在は行事などを行う場所として使われているそうです。

歴史ある建物ですが、とても綺麗でした。

 

さらに先に進んでいくと、国宝の舎利殿があります。
中には入れず、入り口から拝観します。

舎利殿は、寺院内に仏舎利(ぶっしゃり)を安置するための建物で、
仏舎利は仏教の聖なる遺物や遺骨を安置するための容器を指します。
通常、寺院の中心的な建物の一つであり、信者や参拝者が仏舎利を崇敬し、
供養する場所として重要視されています。
仏舎利は仏教の信仰において非常に重要であり、
仏教の聖者や高僧の遺骨を安置することで、その教えと霊的な力を
信者に伝えるとされています。

開基廟

開基廟は、寺院の創設者である開基(かいき)と呼ばれる人物を祀る場所であり、
その人物の霊を尊んで供養するための建物や墓地です。
通常、寺院の境内に位置し、信者や参拝者が創設者に感謝や敬意を示す場として
利用されます。開基廟には、開基の遺骨や遺物が安置されることが一般的です。

円覚寺の開基廟は、北条時宗公の墓所であり、その子ども・孫まで祀っています。

開基廟は、拝観料100円です。御朱印も一緒に頂けます。
ここでしか受け取れない貴重な御朱印です^^

円覚寺の境内には、季節ごとに美しい風景が楽しめる庭園もあり、
特に紅葉の季節には多くの人々が訪れます。

抹茶 or 珈琲 (+菓子)700円

どちらもアイスとホットが飲めます。菓子は落雁でした。
落雁はあまり食べませんが、珈琲と一緒に甘い落雁と食べると美味しく感じました^^

珈琲は砂糖ミルクがなく、ストレートでしか提供できないそうです。
ご注意ください。

円覚寺 洪鐘(おおがね)

円覚寺には、国宝の洪鐘があります。国宝指定されています。
端のほうにあるので、忘れずに行きたいですね!

こちらが入口です。鳥居がありますね。

急な階段がしばらく続きます。続けて上るには少しきつかったです。

ようやく上った先に、弁財天がありましたが…
参拝した日は、水曜日で定休だったようで、弁天堂は閉まっていました。
(ご注意ください)
本来ならば、洪鐘の弁財天の御朱印はこちらでもらえますが、
閉まっていたからか、拝観入口の御朱印授与所で頂けました。

こちらが国宝指定の洪鐘です。

洪鐘は、鎌倉時代に作られたもので、日本の国宝に指定されています。
この巨大な鐘は、鐘楼の上部に吊るされ、特定の日や行事の際につかれ、
その音が寺の周囲に響き渡ります。

鐘は、日本の仏教寺院における伝統的な音楽文化や宗教行事において、
重要な役割を果たしています。また、仏教の教えを広め、信者や参拝者に対して
精神的な響きを提供するとともに、寺院の周囲に住む人々に対して
時間を知らせる役割も果たしています。
歴史と伝統に裏打ちされた重要な文化遺産であり、
多くの人々にとって鎌倉の象徴的な存在として親しまれています。

円覚寺 御朱印

円覚寺の御朱印は直書きで頂けます(初穂料500円)
やはりお寺の御朱印は迫力がありますね^^

開基廟内の佛日庵で頂ける御朱印です。書置きで頂けます(初穂料500円)
この御朱印をもらうには、別途、開基廟への拝観料がかかるため、貴重な御朱印です。

今回は、60年に一度の記念大祭で、洪鐘弁財天の御朱印が頂けました。
こちらは書置きで頂けます(初穂料700円)
ひのき製の紙に書かれていました。割れやすいのですぐに御朱印帳に
貼り付けた
ほうが良さそうです。

交通状況

円覚寺には駐車場と書かれた看板がありましたが、
公式HPでは近隣の有料駐車場を利用くださいとの記載がありました。
円覚寺に一番近いと思われるのが、こちらのタイムズです。

タイムズは30分330円と少しお高いです💦
(鎌倉周辺の有料駐車場はどこも料金が高いです)

ゆっくり回っていると2時間を超えてしまい、1,300円弱かかりました。

来訪したのが、平日でしたので、道路は混雑してませんでしたが、
それでも観光客は多かったです。
可能であれば、平日の午前中に来訪するのが一番空いてるかもしれません。

周辺情報

鎌倉には臨済宗の五大寺があり、鎌倉五山と呼ばれています。
鎌倉五山は、円覚寺・建長寺・寿福寺・浄智寺・浄妙寺の五つのお寺からなります。
これらの寺院は、日本の歴史と仏教文化を探求したり、
美しい自然環境を楽しんだりする者にとっては、とても魅力的な場所です。

また随時、更新していきます。



最後まで読んで頂きありがとうございました。
神社巡りの参考になれば幸いです。

 

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